日本代表選手の大活躍でとっても盛り上がっているWBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)!
日本は、韓国・オーストラリア・中国・チェコ共和国と対戦し、4戦全勝でB組1位で準々決勝進出となりました!(2023年3月12日時点)
その中でも3月9日の初戦からヌートバー選手の活躍に称賛が集まっていますね。
ヌートバー選手は生まれも国籍もアメリカで、
メジャーリーグのセントルイス・カージナルスでプレイしている選手なので、
日本生まれではない野球日本代表選手は史上初となっています!
そんな彼が今回なぜWBC日本代表に選出されたのか、調べてみました。
ヌートバー選手のプロフィールはこちら!
ラーズ・ヌートバー(本名:ラーズ・テイラー・タツジ・ヌートバー)
背番号 23
所属チーム セントルイス・カージナルス
ポジション 外野手
年 齢 25歳
誕生日 1997年9月8日
出 身 アメリカ合衆国カリフォルニア州
身 長 191cm
体 重 95kg
母親が日本人、父親がアメリカ人のハーフで、来日する機会はあるものの、日本で暮らした経験は無いそうです。
生まれも育ちもアメリカの米国籍の選手です!
ヌートバーはなぜWBC日本代表に選出された?
WBCの出場選手資格としては、
選手本人がその代表チームの国籍や永住資格を持っていること
が条件となります。
この場合、ヌートバー選手は米国籍であること、住んでいるところもアメリカですので、該当しません。
しかし、
・親のどちらかが代表チームの国や地域の国籍を持っている場合
・その国や地域で生まれた場合
も出場が認められていますので、母親が日本人であるヌートバー選手はこちらに当てはまります。
上記の条件で、出場資格があり、栗山監督に実力が認められて今回日本代表に選出されました!
ヌートバーの家族構成は?
母親が日本人ということで、日本代表選手としてメンバー入りしたヌートバー選手の家族構成も調べてみました!
母親の久美子さんは、埼玉県出身の日本人で、
埼玉県東松山市立東中学校・埼玉県立松山女子高校でソフトボールの選手でした。
高校卒業後、アメリカのカリフォルニア州に語学留学しており、
そのときにヌートバー選手の父親であるチャーリーさんと出会ったそうです!
父親のチャーリーさんは、アメリカ人でアマチュア野球のインストラクターをされています。
留学で来日した経験もあり、過去には東洋水産に就職されていました。
兄弟は、兄のナイジェルさんと姉ニコールさんの三兄弟ですが、
兄弟の中でヌートバー選手のみアメリカ生まれで兄と姉は日本生まれです。
ちなみに、ヌートバー選手のミドルネームである「タツジ」は母親の祖父の名前だそうです!
チームメイトに「たっちゃん」と呼ばれる由来はここからだったのですね!
幼少期から日本人選手との交流も!
2006年、ヌートバー選手が9歳のとき、
日米親善高校野球出場のために訪米していた斎藤佑樹選手、田中将大選手などと交流の経験があります。
ヌートバー選手はそのときのことを、
とてもカッコイイと思ったし、子供の私にとってはヒーローでした。
彼らのようにプレーできるようになりたいと思った。
と語っています!
当時日本人選手のみんなにサインしてもらった帽子を大切に持っており、
今回日本代表入りの話が来たときにも持参していたそうです。
斎藤佑樹さんのInstagramにも、ヌートバー選手との当時の思い出写真とコメントがアップされていました!
日本代表としてアメリカで親善試合をしました。
その時日本チームのバットボーイをやってくれたのがヌートバー君。
あれから17年。こんなにも素晴らしい野球選手になって
今度は彼が日本代表に内定したという記事を見て本当に嬉しいです。
斎藤佑樹さんも高校生のときにアメリカで交流した少年が、
メジャーリーガー、WBC日本代表選手になることは想像していなかったのではないでしょうか。
このような素敵なバックグラウンドがあることも、スポーツの見どころの一つだと思いました!
まとめ
WBCでの活躍で、日本でも一気に人気者になったヌートバー選手。
母親が日本人であることと本人の希望で、今回WBCには日本代表として出場することになったことがわかりました!
話題になっている「ペッパーミルパフォーマンス」が次回の試合も見られるように、
日本代表選手を応援したいと思います♪